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桃を煮るひと
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『桃を煮るひと』くどうれいん薯 ミシマ社刊
くどうれいんさんをおすすめするときは、「読むと友達になりたくなります」とお話している。
同い年なこともあり、過ごしてきた時代背景のようなものが似ているのか、学生の頃の話、親との距離感、世間に対する意識などにすごく共感できる。
くどうれいんさんは短歌や俳句も作られるので、日常のふとした瞬間の切り取り方が上手で、しかもどうでもいいような事や、へんてこな出来事をさらりと表現されているのがとてもステキ。
この本は食に関するエッセイだけれど、美食家と思われたくない、という言葉が何度も出てくるところが親近感を沸き立たせてくれる。
内容も桃を煮る話からファミチキまで幅広い。
私ももちろん美味しい寿司は大好きだけど、サイゼリヤで豪遊することも楽しめる人類である。
食べることと生活することは密接に関わっていて、料理すること、食べることが気分転換やストレス発散になっている人は少なくないはずだ。この前は寿司を食べたら風邪が治りました。これからも、生活に行き詰まったときにはこの本を思い出して、菜箸を握って厨に立ち、たくさんのおいしいを積み重ねていきたい。
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