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わかりやすさの罪
¥946
『わかりやすさの罪』武田砂鉄薯 朝日新聞出版刊
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暇と退屈の論理学
¥1,320
『暇と退屈の論理学』國分功一郎薯 太田出版刊
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思考記
¥1,650
去年の誕生日に思考記というすごい雑誌をいただいた。思いついたことを考え続け記す雑誌、思考記。いくつかのテーマに沿って思考されているのだが、その表現方法も様々で頁をめくるたびにそうきたか驚くこともしばしば。生活している中で気になることはたくさんあるが、調べたり考えたりというとろこまで至らず頭の中で流れてしまうことはたくさんある。この本を読んでいるとそれはとてももったいないことに思える。立ち止まって考えること、それを誰かと話すことがいかに大切か痛感する。この本で特に好きなのは120頁からの人はなぜ泣くのかという話だ。大人になると涙を流すタイミングが複雑化し、どうして泣くのかという問いに一言では答えられないため、その涙の原因を思考するという内容だ。泣き虫な私にはすごく納得できた。感情が原因で泣くことができるのは人間だけということを知り、それなら感情のままにどんどん泣いてしまおうと前向きになれた。読んでいて気になるのは見開き左頁の上にある小さな長方形。その下に頁数が書かれているのだがこの□は何を意味しているのだろう。私は好きな頁だということを忘れないようにハートや丸を書いているのだが、これを読んでいる方は何を考えるのだろう。読んだ誰かと本の話がしたい。思考したい気持ちになった。
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palmstories あなた
¥1,980
『palmstories あなた』palmbooks刊
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問うとはどういうことか
¥1,760
『問うとはどういうことか』梶谷真司著 大和書房刊
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スンギ少年のダイエット日記
¥1,980
『スンギ少年のダイエット日記』加瀬 健太郎著 リトル・モア刊
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創作
¥1,430
『創作』リクロ舎刊 近頃日記調の本が流行っているように感じる。ひとの生活を垣間見ることを望んでいる人が多いのだろうか。SNSにもそういった日々の記録がなされているものがある。そこから見えるひとの生活はきらびやかに見えるが、それは作られたものでしかないように感じる。そのカウンターとして飾り気のない日々というものに惹かれるのだろうか。 しかし、その飾り気のない日々というものまでも作れるようになってしまったいま、この本のようなまったく見られることを想定していない日記こそ興味をそそる。 この本を出版した古本屋の店主は、古本の山か偶然に50年前の日記を見つける。それは文学者を目指した若者が、自分の凡人ぶりを自覚していく日々を綴った手記だった。職を転々とし、借金を負いながらも本を読み漁る生活は、現代を生きる我々には想像し難い生活だろう。しかし、確かにそこにあった若者の生活というものを感じ取るとき、良い悪いとか、感動しただとかいうものを超えた言語化できない感覚を覚える。
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断片的なものの社会学
¥1,716
『断片的なものの社会学』岸政彦著 朝日出版社刊 読み終えたところで何一つとして答えを出してくれるわけではない、そういう類の本に救われている。なにかにつけて明確な答えを要求される社会の空気感に押しつぶされそうになる時、このような本を開きたくなる。 社会学者である著者は、ある歴史的な出来事を体験した当事者個人の生活の語りを一人ずつ聞き取るという調査をしている。本来の社会学ならば、そのような調査からある傾向などを分析するものである。しかしこの本では「分析できない物語」ばかりを寄せ集めた散文集のような本になっている。 その物語にドラマチックな展開はまったく無くて、徹底的な無意味さのみがある。その無意味さに何故か心を惹かれるのだ。物語はふっと途切れるようにして終わり、読者はどこでもない場所に放り出されたような感覚に陥る。でもそれはいやな感覚ではなくて、むしろ普通の読書ではいけない場所に連れていってくれるような感覚がある。 この本を一言で紹介するのはとても難しい。なにしろ断片的で無意味な文章や物語がただ転がっているような本だから。敢えて言うなら著者のあとがきがこの本を的確に、端的に表しているので、気になる方はあとがきだけでも読んでもらいたい。
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私の生活改善運動
¥1,980
『私の生活改善運動』安達茉莉子著 三輪舎刊 生活が乱れまくったある日、さすがにこれではいかん、と本棚に並べてあったこの本を手に取る。暑い、忙しいを言い訳にいろんなものから距離も置いて、ぼーっと過ごしていたこの夏。改善運動を始めるべくページをめくる。この本は著者が生活改善運動を始め、そこから何を得たか、どんな変化があったかが記されている。読んでいて気づいたのは精神の余裕と食とがかなり深く結びついているということ。余裕がないと、食べることを後回しその分をどこかで一気に消費してしまう。さらに自分で台所に立ち料理することもぐんと減る。もともと料理するのは好きな方だが、最近は母に甘えほとんどしていなかった。これではまずいと思いさっそく台所に立つ、無心で食材を刻み、炒め物の音を聞く。いい匂いかする。何も考えずただ料理することだけを楽しむ。これこそ私が欲していた自由な時間だった。生活改善運動は自由であることと、少しの変化を大事にすることで始まり、それらが徐々に満足感や幸福感につながる。大袈裟かもしれないが生きてる、を感じることができるような気がする。そんなある日、トマトとわかめのサラダを作った。いつもならごまドレをかけるが、今日は自分で作ってみることにした。なんとなくのイメージで作ったがやっぱり美味しかった。心も生活も穏やかになってきた。私の生活改善運動は始まったばかり。
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コジコジに聞いてみた
¥1,100
『コジコジに聞いてみた』さくらももこ著 ブルーシープ刊
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がっこうはじごく
¥1,760
『がっこうはじごく』堀静香著 百万年書房刊
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転職ばっかりうまくなる
¥1,760
『転職ばっかりうまくなる』ひらいめぐみ著 百万年書房刊
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どこにでもあるどこかになる前に
¥2,090
『どこにでもあるどこかになる前に』藤井聡子著 里山社刊
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ダブルローカル
¥1,760
『ダブルローカル』後藤寿和 池田史子著 木楽舎刊
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RICE IS COMEDY
¥2,200
『RICE IS COMEDY』ONE SLASH著 スタブロブックス刊
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まちをあるく、瀬戸でつながる
¥1,870
『まちをあるく、瀬戸でつながる』南未来著 ヒトツチ出版刊
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FOG AND SUN
¥3,300
『FOG AND SUN』牛丸維人著